サイクル理論とは【相場の底が現れる時間を把握できる!?】

投資

投資やトレードを経験した方は「サイクル理論」という言葉を目にしたことがありませんか?

サイクル理論とは、相場の価格ではなく「時間」に着目した理論です。

サイクル理論をマスターすれば相場の「底」が現れる時間を想定できます。

ぜひこの記事を読んで相場の分析に「時間」という視点を加えましょう。

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サイクル理論とは

サイクル理論とは、相場の「底」が現れる時間を想定する理論です。

相場にはサイクルがある

上記のチャートは2019年ドル円相場の日足チャートです。

相場は「底」→「天井」→「底」のサイクルを繰り返していることがわかります。

ところで、なぜ相場は「底」→「天井」→「底」のサイクルを繰り返すのでしょうか?

「底」→「天井」

相場が上昇する中で利益確定のために売却する人が増えていき、下落に転じます。

「天井」→「底」

相場が下落する中で新たに買う人が増えていき、上昇に転じます。

強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく

この相場格言を聞いたことはありませんか?

大衆が悲観する中で下落から上昇にトレンド転換し、幸福を感じる中で上昇から下落にトレンド転換するのが相場というものなんですね。

相場はサイクルを繰り返す

「買う」と「売る」の2つの選択肢がある限り、相場が右肩上がりに上昇し続けたり、右肩下がりに下落し続けることはありません。

必ず相場は「底」→「天井」→「底」のサイクルを繰り返していきます。

サイクルの周期性に注目

相場のサイクルには周期性があります。

相場の「底」から次の「底」までの時間をカウントして統計をとると、一定の周期性があることに気づいたのですね。

代表的な3つのサイクルの周期性

代表的な3つのサイクルの周期性を紹介します。

  • 4Hサイクル

4時間足60〜80本前後で「底」→「天井」→「底」のサイクルを形成する確率が約80%

  • メジャーサイクル

日足35〜45本前後で「底」→「天井」→「底」のサイクルを形成する確率が約80%

  • プライマリーサイクル

週足24〜35本前後で「底」→「天井」→「底」のサイクルを形成する確率が約80%

サイクル理論でトレードする場合は、主に上記の3つのサイクルを使います。

サイクルは銘柄や通貨ペアによって異なる

サイクルの周期性は銘柄や通貨ペアによって少し異なります。

最低でも過去10サイクルのデータをとって検証しましょう。

もう一度2019年ドル円相場の日足チャートをご覧ください。

日足なのでメジャーサイクルを確認します。

6つのメジャーサイクルをチャートに記していますが、その間隔は

  1. 31本
  2. 29本
  3. 35本
  4. 31本
  5. 34本
  6. 10本

となっています。

平均すると2019年ドル円のメジャーサイクルの間隔は32本前後と少し短めなのがわかります。

このように、常に銘柄や通貨ペアのサイクルを把握しておきましょう。

サイクル理論を学ぶ2つのメリット

サイクル理論には2つのメリットがあります。

  • 相場の「底」を想定できる
  • 根拠ある損切りラインを決められる

相場の「底」を想定できる

サイクル理論は相場の「底」が現れる時間を想定できます。

図をご覧ください。

あなたが日足チャートでトレードするなら、次のエントリーチャンスが34〜45営業日後に来ることが想定できます。

いつ頃に「底」が現れるか想定できれば、トレードプランが組みやすくなりますね。

サイクル理論は兼業トレーダーでも使いやすい

サイクル理論でトレードする場合は、スイングトレードとなります。

スキャルピングやデイトレードのようにチャートに張り付く必要がないので、兼業でもトレードしやすいです。

根拠ある損切りラインを決められる

トレードにおいて、損切りは重要な要素の1つです。

サイクル理論には損切りラインを決めやすいというメリットもあります。

図をご覧ください。

買いエントリー後、損切りにかかれば、想定していた「底」は本物の「底」ではなかったことになります。

相場は「底」→「天井」→「底」を繰り返しますので、「底」が現れたら「底」の価格を割れることなく「天井」に向けて上昇していきます。

「じゃあ損切りラインなんて決める必要ないじゃん…」と思うかもしれませんが、それは違います。

「底」だと思ってエントリーしたものの、実は「底」ではなく、もう一段下落して本物の「底」を付ける可能性があるからですね。

根拠のある損切り

トレードの正しい損切りは、自分のシナリオが崩れた時に行うべきです。

つまりサイクル理論であれば、「底」だと思われる場所でエントリーしたが、「底」ではなかった場合に損切りするという風に、根拠のある損切りするのが正しいです。

株式であれば「底」と思われる1円下に、FXであれば「底」と思われる1pips下に損切りラインを設定すればオッケーです。

まとめ

相場は「底」→「天井」→「底」のサイクルを繰り返しています。

そしてそのサイクルには一定の周期性が確認されているので、相場の「底」が現れる時間を想定できます。

これをサイクル理論と呼ぶのですね。

サイクル理論には「底」が現れる時間を想定できることと、根拠のある損切りラインを決められるという2つのメリットがあるので、ぜひ使ってみてください。

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