「投資初心者はどんな投資をしたらいいだろう…」
投資初心者は株式を長期保有するのがおすすめです。
自分で考え抜いて、優れた企業の株式を長期保有できればリスクはかなり減ります。
この記事ではなぜ株式の長期保有がおすすめなのかを解説します。
なぜ株式投資が良いのか?
インフレリスクをヘッジ
日本は銀行預金の金利がかなり低い国です。また少子高齢化が進んでおり、物価水準が上昇しても金利が上がりにくい状況になると思われます。
株式投資はインフレに強く、銀行預金より利回りが高いです。不動産投資やFXに比べるとリスクも小さいので投資初心者にはおすすめです。
インフレリスクに関しては下の記事をご覧ください。

税制面で優遇
株式投資は、税制面でも優遇されています。
NISAを利用することで年間120万円までの投資で得た利益なら税金はかかりません。
また特定口座を利用することで確定申告が簡単化されたり省略できるので、投資初心者には株式投資がおすすめです。
NISAに関しては下の記事をご覧ください。

特定口座に関しては下の記事をご覧ください。

なぜ長期保有が良いのか?
複利の力
株式を長期で保有することで複利の力を生かすことができます。
株式を購入すると配当金を受け取れます。受け取った配当金で新たな株式を購入していくのですね。
複利の力は長い時間をかけるほど大きくなります。
複利運用を活用し、時間をかけてじっくり増やしていくのが望ましいですね。
反対に、焦って利益を追い求めると失敗します。もうけようと思うと売買の間隔が短くなり、また掛け金が大きくなります。そうなると一度の失敗で大金を失ってしまいますね。
複利運用に関しては下の記事をご覧ください。

保有し続けるほど安全になる
良い銘柄であれば、長期で保有するほどリスクが減っていきます。
わかりにくいと思うので、不動産に置き換えてみましょう。
良い物件であれば、空室もなくずっと収益を生み続けます。そのような物件をなるべくなら手放したくないですよね?2000万円で買った物件の価格が1500万円に下がっても手放さないはずです。
株式も同じですね。良い銘柄であれば一時的な株価の下落があっても手放すべきではないです。
手放すとしたらそれは企業に魅力がなくなったときです。
銘柄選びのコツ
優れた企業に投資しよう
投資初心者がしてはいけないのが、株価が上がりそうな銘柄を買うことです。
株式投資とは、会社の一部を購入するのと同じです。
優れた企業に投資し長期で保有すればその投資は成功するでしょう。
反対に、株価に振り回されて売買すれば投資は失敗することが多いです。
まずまずの価格で満足
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットの言葉に「まずまずの企業を素晴らしい価格で買うよりも、素晴らしい企業をまずまずの価格で買うことの方が、はるかに良いです」があります。
投資初心者は、企業のことは詳しく調べず、買うタイミングばかり考えてしまいます。
なるべく底値で買いたい気持ちもわかりますが、素晴らしい企業を徹底的に調べ上げて投資することの方が大切です。
実際に投資してみよう
自分で考えて投資する
誰かの助言に従って投資した場合、助言者が失敗するとみなさんも失敗します。
さらに、自分で考えた投資でなければ失敗した理由が分かりませんよね。
自分で考えて投資する。失敗したら原因を突き止め次の投資に生かす。この繰り返しで成長しなければ良い投資はできません。
安全域を確保する
投資初心者の方は、最初からリスクなく大きくもうけようとします。
しかし、投資に失敗はつきものです。どんな投資家でも失敗せず利益を出し続けることはできません。
失敗したとき、お金を全てなくすような投資をしてはいけません。
そのために安全域を確保します。
投資初心者の方は、安全域を金額で決めることをおすすめします。
「貯蓄の10%のみ投資に回す」など、上限を決めておきましょう。
まとめ
- インフレに強く、税制でも優遇されている株式投資は初心者におすすめ
- 株式は保有しつつけるほど安全になることを理解する
- 優れた企業をまずまずの価格で買うことを意識しよう
- 安全域を確保し、自分で考えて投資しよう
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