「ETF投資って聞いたことあるけど、どんな投資なのかわからない…」
「ETF投資と投資信託はどう違うの?」
ETF投資は海外で広く利用されてますが、日本ではETF投資を理解してる方は少ないですね。
この記事ではETF投資をわかりやすく解説し、また活用方法を紹介します。
ETF投資をわかりやすく解説
ETFはExchange-Traded Fundの略で、上場投資信託と訳されます。
「上場」とは、取引所で売買できることを指します。つまりETFとは株式のように買ったり売ったりできる投資信託のことです。
投資信託を上場することで
- 日経平均株価
- ダウ平均株価
などの株価指数と連動する金融商品に投資することが可能になります。
株価指数とは?
毎日ニュースで耳にする日経平均株価。
わかりやすく説明すると、上場している株式のうち、日本を代表する225社の株価を平均したものを日経平均株価といいます。
ダウ平均株価はアメリカ合衆国を代表する30社の株価の平均です。
このように、取引所全体の株価の動きを表したものが株価指数と呼ばれます。
ETFと投資信託はどう違う?
投資信託も、日経平均株価やダウ平均株価に連動する商品があります。
例えば投資信託の場合は、私たちが預けたお金をプロの運用者が日経平均株価を構成する銘柄に分散投資します。
分散投資するので、投資信託の成績が平均化されて日経平均株価に連動するのですね。
それに対しETF投資は、証券取引所を通じて自分で売買します。もともと日経平均株価と連動する商品を安くで買い、高くで売ることで売却益を出して行くのですね。
個人でもETFに投資できるのか?
ETFは金融商品なので、個人でも証券会社を通じて投資できます。株価指数だけでなく、貴金属や原油、外国の通貨に連動する商品もあります。
また株式投資と同じようにNISA枠でETFを購入できますし、利益にかかる税金も株式投資と同じ20.315%です。
ETF投資のメリットを紹介
- 手数料が安い
ETFと同じように株価指数に連動する投資信託より、ETF投資の方が手数料が安いです。
- 好きな時間に売買できる
ETF投資は自分で注文を出すので、証券取引所が開場してる時間では好きなタイミングで売買できます。
- 信用リスクは小さい
株価指数などと連動するETFは、株式と違って倒産するなどの信用リスクはほとんどありません。
どんな人にETF投資は向いてる?
個々の企業を調べて投資するより、株価指数に投資したい方はETF投資が向いています。
高値を更新し続けているダウ平均株価に投資できるのは魅力ですね。
また株式などの主要な金融商品の値動きと連動しにくい金融商品に投資する「オルタナティブ投資」でリスクを分散したい方にもおすすめです。
オルタナティブ投資に関しては下の記事をご覧ください。

まとめ
- ETF投資とは、投資信託だが株式のように取引所を通じて売買できる
- 株価指数などの経済を反映した商品に投資したい方におすすめ
- 分散投資の投資対象としておすすめ
コメント