「FXではサイクル理論を使ってるけど、株式投資でも使えるのかな…」
サイクル理論を使ったトレーダー向けに、このような悩みを解決します。
実は売買が活発な市場ならサイクル理論は使えます。
いつもFXでサイクル理論を使ってる私も、株式投資で普通にサイクル理論を使ってますからね。
では具体的にどのような市場ならサイクル理論を使えるのかを解説していきます。
サイクル理論は株式投資で使える

結論から言うと、売買が活発な市場あればサイクル理論は使えます。
サイクル理論は統計である
株式市場はさまざまな要因で動きます。
具体的には
- 業績
- 景気
- 金利
- 為替
- 機関投資家の動向
などですね。
近年であればGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動向や自社株買いも大きな要因となっています。
上記のようなさまざまな要因を織り込んで、株式市場は動いています。
しかし複雑な株式市場の動きも、統計を取ったら時間的な周期性があるのです。
これがサイクル理論でしたね。
サイクル理論とは何かを知りたい方は下の記事をご覧ください。

売買が活発であればサイクル理論は機能する
サイクル理論はあくまで統計です。
統計は、サンプル数が多いほど正確になります。
株式市場で言えば売買が活発、つまり流動性が高い銘柄であれば統計の正確さは増します。
サイクル理論が機能しやすいということですね。
逆に流動性が低い銘柄はサイクル理論が機能しにくいので、気をつけましょう。
サイクル理論が株式投資で使える場合

- 流動性が高い銘柄
- 先物取引
上記のように売買が活発な市場ではサイクル理論が機能しやすいです。
流動性が高い銘柄
流動性が高い銘柄ではサイクル理論は機能しやすいです。
流動性が高い銘柄とは
- 出来高が多い
- 売買代金が大きい
といった銘柄です。
出来高が多い
出来高は一定の期間内に売買が成立した株数を指します。
サイクル理論が機能しやすいのは「コンスタントに出来高ランキング30位に入っている」銘柄です。
売買代金が大きい
売買代金は一定の期間内に売買が成立した金額を指します。
出来高と同じように、サイクル理論が機能しやすいのは「コンスタントに売買代金ランキング30位に入っている」銘柄です。
株価が極端に低く、売買が活発でない低位株などはサイクル理論が機能しにくいので控えましょう。
先物取引
先物取引きは個別銘柄よりも売買が活発なため、よりサイクル理論が機能しやすくなります。
ただし期日には気をつけないといけません。
先物取引は期日が決まっているため、プライマリーサイクルのような大きなサイクルを狙ったトレードはできませんね。
先物取引でサイクル理論を使う場合は、4Hサイクルやメジャーサイクルを狙ったトレードをしましょう。
まとめ
サイクル理論は株式投資でも使えます。
しかしサイクル理論は統計を用いた理論であるため
- 流動性が高い銘柄
- 先物取引
のような売買が活発な市場を狙ってトレードしましょう。
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